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熊谷直実・平敦盛 供養塔
Tairano Atsumori, Kumagai Naozane memorial tower
 
 
ガイド
一ノ谷の戦い(1184)で戦った、平敦盛と熊谷直実の供養塔です。
この写真にうつっている2つの五輪塔です。

この一騎打ちは「平家物語」の中でもよく知られたエピソードとなっており、敦盛を討ち取った熊谷直実はその後、法然上人のもとへ出家し、蓮生と名乗っています。


供養塔は見つけづらい場所にあります。
2017年5月時点で、それと分かる案内標は建っていないようです。
一の橋の入口から歩いて、参道が2つに分かれる場所で右側を進み、ふたたび合流する手前。左側のやや高い位置にあります。
この五輪塔が建てられた時代については「はじめての「高野山奥之院の石塔」入門」(セルバ出版、木下浩良 著 p33)で解説されています。

親鸞は法然の弟子ですが、「親鸞上人 圓證兼実公 覺信尼墓所」の右隣にこの供養塔が建っています。

参考サイト・情報元
・参考文献:「高野山ガイドブック」(総本山金剛峯寺 発行)

Wikipedia 関連ページ
ウィキペディア:平敦盛
Wikipedia:Taira no Atsumori
維基百科:平敦盛
Wikipèdia:Taira no Atsumori

ウィキペディア:熊谷直実
Wikipedia:Kumagai Naozane
維基百科:熊谷直實
Wikipèdia:Kumagai Naozane